私が子供の頃、暑い夏に飲む、冷えた飲み物は母が用意するどくだみ茶でした。

庭に生えている、どくだみを収穫している母を逞しく感じていました。
夏休みに友達が遊びにきて、汗をかいて走り回った後、母がキンキンに冷えたどくだみ茶とおにぎりを出すと、みんな冷たさと喉の渇きで最初は味もわからず、がぶ飲みしてからの〜
『マズ〜い』でした。(母ちゃんに謝って)
しかし夏休みも後半(盆明け)辺りには、『おばちゃんどくだみ茶ちょうだい』という野郎も現れました。母が『ごめん麦茶しかない』と言って出すと、麦茶では物足りないらしく、もしかしたらどくだみ茶には依存性があったのかもしれません。
夏はそうめんとどくだみ茶、冷やし中華とどくだみ茶でした。
どくだみは、キク科の植物で、古くから風邪や発熱などの症状に効果があるとされています。
どくだみ茶の作り方は簡単で、どくだみを乾燥させたものを茶葉のように使って煮出します。
どくだみ茶には、抗炎症作用があるとされ免疫力を高める効果もあるとされています。これらの効果により、風邪やインフルエンザなどの感染症や、アレルギー性鼻炎などの症状の緩和に効果があるとされています。母は私の鼻炎を気にしていました。
また、どくだみ茶には血液を浄化する効果があるとされており、肌荒れやアクネ、ニキビなどの改善にも効果があるとされています。さらに、胃腸の調子を整える効果もあるため、消化不良や下痢などにも効果があるとされています。
ただ、どくだみには毒性があるみたいなので、適量を守って飲むようにしましょう(適量がよくわかりませんけど、僕の場合コップ3杯飲むと痒くなってました)。
妊娠中の方や乳幼児、体調が優れない方は、事前に医師に相談することをおすすめします。
どくだみ茶は、中国や日本などのアジアの国々で広く飲まれてきた歴史があります。
中国では、どくだみ茶は古代から伝統的に飲まれてきました。古代の漢方書『神農本草経』にもどくだみについての記述があり、その中で「どくだみは五臓に入って毒を出し、気を調え、長寿をもたらす」とされています。また、唐代の詩人である白居易も、自身の詩の中でどくだみ茶を詠みました。
日本では、どくだみ茶は奈良時代に中国から伝わり、平安時代には貴族たちの間で広く飲まれるようになりました。また、中世には禅宗や茶道においても重要な役割を果たしました。江戸時代には、庶民の間でも広く親しまれるようになりました。
どくだみ茶は、その健康効果から現代でも人気があります。どくだみには、利尿作用や抗炎症作用、抗酸化作用などがあり、健康維持に役立つとされています
どくだみ茶は、どくだみという植物の葉を使用して作られるハーブティー(なんだかお洒落)です。どくだみは、日本や中国などアジア各地で伝統的に利用されてきたハーブの一種で、薬草としても利用されています。
どくだみ茶には、カフェインやテインなどの刺激性のある成分は含まれていません。代わりに、どくだみに含まれるフラボノイドやタンニンなどのポリフェノールが豊富に含まれています。
どくだみ茶は、体内の不要物質を排出するデトックス効果が期待できるとされているので美容にもいいんじゃないですかね
どくだみ茶は、渋みと独特の匂いがあるため、そのまま飲むのが苦手な人は、はちみつやレモンなどで味を調えることができます。また、冷やして飲むこともでき、夏場にはさわやかな味わいが楽しめます。
ただ、どくだみには毒性があるみたいなので、適量を守って飲むようにしましょう(適量がよくわかりませんけど、僕の場合コップ3杯飲むと痒くなってました)。
妊娠中の方や乳幼児、体調が優れない方は、事前に医師に相談することをおすすめします。
どくだみ茶は、健康茶の中でも知名度が高く、スーパーや薬局でも販売されているため、多くの方が知っているかもしれません。しかし、どくだみの独特な香りのせいか、「飲みにくいお茶」というイメージがある方もいるかもしれません。そこで、どくだみ茶を美味しく飲む方法や、美味しいどくだみ茶の作り方について解説いたします。
どくだみって?
どくだみは主に東アジアの地域に分布する草木で、日本でも北海道から九州までいたる所に生息しています。白く可憐な花を咲かせる一方で、独特な香りを持っています。日本には平安時代前期ごろに中国から渡来したと言われており、平安時代の書物にも「シブキ」という名前で取り上げられていました。江戸時代に入ってから初めて「どくだみ」と呼ばれるようになりました。子供の頃、家の裏にはたくさん生えていましたね。学校でも手入れが行き届いていない所にはいっぱい生えていました。
どくだみ茶の味や匂いは?
どくだみ茶は独特な味や匂いがあり、人によっては好き嫌いが分かれるかもしれません。Twitterでの投稿から、以下のような感想が共通しています
- 養命酒に近い味
- ホテルの布団(?)のような味
- ルイボスティーのような味
どくだみ茶を飲む際には、以下のポイントを試してみてください。
どくだみ茶の美味しい飲み方
- 他のお茶とブレンドする: ほうじ茶や玄米茶、はとむぎ茶などと半分ずつブレンドすると、爽健美茶のような味わいになります。カフェインを気にされる方は、ブレンドするお茶にカフェインが含まれていないか確認しましょう。
- 香りを足す: シナモン、カルダミン、クミンなどのスパイスを加えると、飲みやすくなります。
- 飲み終わったどくだみ茶の活用法:
- どくだみ風呂: どくだみの乾燥葉をお風呂に入れると、良い香りが広がります。
- どくだみ化粧水: どくだみ茶の葉をホワイトリカーに漬けて作ります。
- どくだみ茶の作り方:
- 花が咲いている6〜7月頃の育ち盛りのどくだみを摘み、葉っぱの部分を洗い、天日干しにして乾かします。その後、細かくみじん切りにして保存します。ティーパックなどに入れて煮出せば、どくだみ茶の完成です。
どくだみ茶は少し独特でクセのあるお茶ですが、工夫次第で毎日美味しく飲むことができる健康茶です。
栄養
どくだみ茶にはカリウムやマグネシウムなどのミネラルをはじめ、ビタミン類やフラボノイド類など色々な成分が含まれているので、デトックス効果、美肌効果、ダイエット効果、排膿効果、中耳炎や蓄膿症の予防、抗酸化作用、抗炎症作用、冷え性改善などの効果が期待できます。 ただし、カリウムが豊富に含まれているため、高カリウム血症を引き起こす可能
自分で作る
どくだみ茶を作るには、どくだみを採取して、水洗いして乾燥させます。干す際には、風通しの良い場所で陰干しし、夜は取り込むようにします。乾燥後、乾燥材を入れた密封できる容器に入れて保存します。どくだみは、あちらこちらで結構生えてるので入手が容易です!
いや〜しかし、どんどん生えるもんだなぁ!
効果
どくだみ茶は、乾燥させたどくだみの葉を使って作るハーブティーで、さまざまな効能が期待されています。以下に、どくだみ茶の効果と注意すべき副作用を詳しくご紹介します。
- デトックス効果:
- どくだみに含まれるカリウムは、体内に溜まった余分な塩分(ナトリウム)を排出する働きがあります。これによりむくみを解消し、体内をスッキリさせます。
- 美肌効果:
- カリウムのデトックス効果と同時に、どくだみは「毒素や老廃物」も排出してくれます。これにより美肌効果が期待されます。また、どくだみに含まれる「クエルシトリン」は殺菌作用があり、ニキビや皮膚疾患にも効果的です。
- ダイエット効果:
- どくだみに含まれる「クエルシトリン」は代謝を高め、腸の調子を整えます。脂肪の燃焼効率が上がり、便秘解消もサポートします。
- 排膿効果:
- どくだみ特有の強い香りは、強力な殺菌力と排膿効果がある成分「デカノイルアセトアルデヒド」によるものです。生薬としても排膿効果が認められており、傷やできもの、蓄膿症、中耳炎に対する民間療法としても使用されています。
- 中耳炎や蓄膿症の予防:
- 生のどくだみ茶を飲むことで、中耳炎や蓄膿症の予防につながります。これらは特に幼児に多い疾患であり、予防が重要です。
- 抗酸化作用:
- どくだみに含まれる「ケルセチン」は老化の原因となる活性酵素を除去する抗酸化作用があります。美容だけでなく健康にも役立ちます。
- 抗炎症作用:
- どくだみは炎症を収める力があり、アトピー性皮膚炎やニキビの治療にも利用されています。
- 冷え性改善:
- ダイエット効果のある「クエルシトリン」は体を温め、血液を循環させます。どくだみの葉をお風呂に入れることも冷え性対策に効果的です。
注意・副作用
どくだみ茶を摂取する際には、以下の注意点と副作用について理解しておくことが大切です。
- カリウム過剰:
- どくだみ茶にはカリウムが豊富に含まれています。過剰摂取はカリウム中毒を引き起こす可能性があります。特に腎臓疾患や高カリウム血症のある人は注意が必要です。
- 妊娠中の摂取:
- 妊娠中の女性は、どくだみ茶の摂取について医師と相談することをおすすめします。胎児に影響を及ぼす可能性があるためです。
- アレルギー反応:
- どくだみにアレルギー反応を示す人もいます。初めて摂取する場合は注意し、異常があれば直ちに医師に相談してください。
- 薬との相互作用:
- どくだみ茶は一部の薬と相互作用を起こす可能性があります。特に利尿薬や抗凝固薬を服用している場合は注意が必要です。医師に相談してください。
どくだみ茶を摂取する前に、健康状態や薬の使用状況を考慮し、専門家の意見を仰ぎましょう
市販のどくだみ草
- どくだみ100%であるか:
- 原材料にこだわる方には、どくだみ100%の商品がおすすめです。
- 国産どくだみの葉と茎を使用した商品があります。
- 他の茶葉とブレンドされ、飲みやすいか:
- どくだみ独特の匂いや味が苦手な方は、他の茶葉とブレンドされている商品を選ぶと飲みやすくなります。
- また、違う茶葉のティーバッグをどくだみ茶と一緒に煮出して、オリジナルブレンドティーを作ることもできます。
- 手軽さで選ぶ:
- 毎日続けていくためには、どくだみ茶を煮出す際の手軽さも重要です。
- ゴミの出ない粉末タイプや、バッグごと捨てるだけのティーバッグタイプが手軽です。

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